マシンケアはビットもたくさん発売され、時短でネイルケアができてとても重宝しますよね。
それと同時に、残念ながらマシンケアでお客様の爪を傷めているネイリストが増えています。
え?ケア用ビットって爪削らないんでしょう?爪傷めないって聞いたけど。みんなやってるから大丈夫でしょ?
そんな声も聞こえますが、マシンケアをしていて、自分で爪を傷めている自覚があるネイリストは良いのですが、全くその自覚のないネイリストもいます。
マシンケアで爪を傷めずにケアができるネイリストは、ただ闇雲にケアをしているわけじゃないんです。
そもそも、何の目的を持ってネイルケアをするのか、爪の上に何があって、何を取り除くのか、人によって皮膚や爪の質が違う、それをきちんと理解しているネイリストです。
そのようなネイリストは、マシンケアもできるけれど、ハンドケアもできます。ハンドケアができるけれど、あえてのマシンケアなんです。
それが、マシンケアはできるけどハンドケアはできないとなると、結局機械に頼っているだけで、本質を理解していないので、結果爪を傷めることにつながります。
もし自分がマシンケアでうまくできない、爪を掘ってしまう、そのような悩みがあるのなら、今やるべき事はマシンケアの練習ではないです。
オーダーメイドのネイルケアができる、ハンドケアを習得するべきです。
手作業でプッシュアップ、ニッパーワーク、甘皮ケアやルースキューティクル除去などをきっちりできれば、マシンも使いこなすことができます。
ネイリストさんと話をしていると、ハンドケアが苦手なんです、ニッパーがうまく使えないんです、だからマシンでやってますと言われることが多いです。
残念ですが、それではいつまでたっても上手くなりません。そのままネイリスト人生を歩んでいって、5年後10年後に同じ歴のネイリストと並んだ時に、大きな差ができてしまいますよ。
今活躍しているネイリストさん達を見てください。その素晴らしい技術の根底にあるものは、本当に基本なんです。
基本ができていないと土台がないので、いくら他のことを学んでも、足元がぐらついてものになりません。
練習は嘘をつきません。そして、その身に付けた技術は、誰にも奪うことはできません。
あなたが機械に頼った施術をしていて、今何か突発的なことが起きて、機械がなくなり自分の技術しかなくなっても施術ができますか?
物質的なものは失われますが、あなたの体に染みついた技術と知識と知恵はなくなりません!
本物のネイリストとは、そういうネイリストです。今こそ本物のネイリストになりましょう。
練習はあなたを裏切りません。
一般社団法人プロテケアネイル®︎協会
住所:東京都中央区銀座3丁目7−13
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