弱酸性ジェルを使いこなす!

query_builder 2024/08/18
ブログ

『弱酸性ジェルを使っているけれど、1週間から10日で浮いて持ちが良くない。

こっそりプライマーを使ったり、お客様に気づかれないようにマシンケアしながら傷を入れたりする。それで何とか持たせる、綱渡りみたいな施術。でも、本当はそんな施術をしたいわけじゃない。

もっと爪を傷つけない、優しい施術がしたいんです。』

どうして良いかわからずに、そっと相談してくれるネイリストさんも少なくないです🥺

酸やHEMAの入っているジェルからの移行にはコツがいりますし(施術、カウンセリング共に)、弱酸性ジェルは強い酸の定着剤を使わないため、爪表面の"いらないもの"をどこまで取り除けるかが持ちを左右します。

そして"いらないもの"は人によって状態が違いますし、その下にある爪こそ人によって質が違います。

だから、オーダーメイドの施術が必要で、その見極めができないと、どんな技術を使っても結果は出ません。

マシンケアだろうが、ウォーターケアだろうが、プロテケアネイル®︎の美容液ピーリングケアだろうが一緒です。

ただ、よりその"いらないもの"や"爪質"が見極められるのは、自分の手を使ったケアです。

爪表面の違和感、角質やルースキューティクルの取れた感、段差など、ちょっとした繊細な違いは、指先から伝わってきます。神経を研ぎ澄まして、そのほんのちょっとを感じられる施術ができたら、もう怖いものなしです。

弱酸性のジェルが持たせられたら、定着剤に頼らずに技術でジェルを持たせることができるので、どんなジェルでも持たせられます。もちろんポリッシュの持ちも格段に上がります。

例えばノンサンディング施術のプロテケアネイル®︎はそれができるので、ノンサンディング用ジェルではない、酸もHEMAも含まないベースジェルがきちんと持つんです。本当、怖いものなしです。

すべてのお客様に、1つのベースジェルがぴったりと合うわけではないので、ひとつのジェルに頼るのは怖いです。だから、どんなジェルにも対応できる「ケアとプレパレーション」があれば、安心して施術ができますね。

もちろん、ネイリストとして「できて当たり前の技術」がないと、プロテケアネイル®︎技術は使いこなせません。

プッシュアップ、ニッパーワーク、ジェルの削り。特にプッシュアップは甘皮を上げてポケットを開けるだけだと思っているネイリストさんが多く、そのせいでジェルが持たない、爪が育たないと悩む方が多いです。

このあたりもしっかり学んで、一生使える技術を身につけて、もっと安心して施術をしていきましょう☺️


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一般社団法人プロテケアネイル®︎協会

住所:東京都中央区銀座3丁目7−13

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