ジェルネイルのアレルギーは、主に定着剤として使われるアクリル酸や、商材の安定剤や定着剤として使われるHEMAによって引き起こされることが多いです。
私はジェルアレルギーがあるので、この2つの成分が入っている商材を使うと、爪周りに水泡ができたり、かぶれたり、かゆくて大変なことになります。
そもそも私がなぜこの成分にアレルギーを発症するようになったかと言うと、私の場合はアクリル商材によるものです。
1級の検定練習をしていたときに、皮膚にリキッドが付着しても夢中になって練習をしていた結果、アレルギーを発症しました。
それでも検定を受けたくて、アレルギーを無視して練習を続け、呼吸器にも発症し、最悪窒息する可能性があるとドクターストップがかかりました。
この流れで、アクリルだけではなく、ジェルでも同じ成分が入っているので、アレルギーが出るようになってしまったんです。
ネイリストやお客様もジェルしか触っていないのに、突如アレルギーを発症する方がいますが、その原因はジェルのアクリル酸やHEMAが原因である可能性が高いです。
ジェルが付着しないように塗布に気をつけていても、未硬化ジェルを拭き取るときに皮膚に擦りつけたら、未硬化ジェルの中に含まれているアレルギー物質を擦り付けているのと同じことなんです。
その結果、体の許容範囲を超えてしまい、アレルギーを発症する流れになってしまいます。
写真を見てください。
プロテケアネイル®︎ではアクリル酸やHEMAを一切使わないアレルギー対応のジェルを使用しています。それでもプロテケアネイル®︎技術で施術をすると、私のような甲状腺疾患を持ったジェルネイルが長持ちしにくい体質でも、しっかりと定着します。(写真は24日目)
このように商材にも気を配っていますから、私はプロテケアネイル®︎でアレルギーを発症する事はありません。
それでも私は季節によってアレルギーが出ます。何故かと言うと、やはりジェルアレルギーを発症したことにより、指周りの皮膚が敏感になり、今までなかったアレルギーが出るようになってしまったからです。
この季節になると、写真を見ていただくとわかりますが、爪周りの皮膚が盛り上がり、キューティクルが喪失して見えます。
これが季節が変化して、アレルギーが落ち着くとまたきれいなキューティクルに戻ります。
何が言いたいのかと言うと、アレルギーは怖いということ。自分のアレルギーを引き起こす物質を排除したとしても、体がアレルギー体質に変化してしまうので、今までなかったようなことが起こります。
世の中には定着の良いジェルがたくさんあります。長持ちして嬉しいとお客様も喜んでくれます。
その反面、このような大きなアレルギーのリスクもあることを忘れてはいけません。
どちらを選ぶのかは、ネイリストやお客様次第だと思います。
少なくともプロテケアネイル®︎は、代表の私自身がアレルギーで長年悩んできたこともあり、過剰に長持ちするよりも、適切な期間持てば良いので(基準は3週間です)、アレルギーを引き起こすような定着剤を使うのではなく、プロテケアネイル®︎のネイル技術でジェルを長持ちさせることを大切にしています。
もちろん、強い定着剤の入ったジェルを使った方が手っ取り早いです。技術がなくてもある程度定着します。
でも、安心安全なジェルネイルをお客様に提供し、ネイリスト自身もリスクを抱えずに施術をするのなら、私は定着剤に頼らず、自分の技術に頼る施術をお勧めします。
それはきっと長い目で見たら、遠回りのようですが、お客様に喜んでいただける施術になると思いますよ。
一般社団法人プロテケアネイル®︎協会
住所:東京都中央区銀座3丁目7−13
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