アレルギーと闘うネイリストの体験談

query_builder 2024/12/04
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私はアクリル商材から酸やHEMAのアレルギーになり、それが入った商材に触れると水泡やかぶれを起こし、写真のような症状になります。

2枚目の写真の上はステロイド剤を塗布しているので光沢が出てしまいましたが、その商材に触れてほどなくして、小さな水泡がたくさんできた状態です。

水泡ができてすぐにステロイド剤を塗布して寝ましたが、次の日起きのたら、寝ている間に掻き壊して2枚目写真の下の写真の状態になりました。

そして3枚目の写真は、私がネイリスト1年目でアクリルの練習をしていたときに、アレルギーを発症した頃の写真です。この写真でもかなり状態が良くなっているときのものです。

その頃から使用しているステロイド剤は、日本で処方されるステロイド剤で1番強いものです。

そのような強いステロイド剤を持ってしても、2枚目の写真のように寝ているときに書き壊してひどい状態になります。

この状態がしばらく続くのですが、酸やHEMAでアレルギーが出たことにより皮膚が過敏となり、エタノールや他の商材にも反応してしまいます。

私がアレルギーを発症した原因は、アレルゲンとなる物質を触り続けてしまったことです。

ネイリストやお客様が突然ジェルアレルギーになるのもこれと同じで、結局はアレルゲンに触れ続けたことが大きな要因です。

もちろん触れ続けたからといって、全員が発症するわけではありませんが、もともと皮膚が弱かったりアレルギー体質の方はより注意しなければなりません。

お客様はもちろんのこと、ネイリスト自身も安心安全に施術をするためには、使う商材にも注意を払う必要があります。

ネイリスト15年目の私ですが、今だに1年目で発症したアレルギーに悩まされ続けています。

最初は皮膚にアレルギーを発症しましたが、それでも上手くなりたくて無視して練習を続けた結果、呼吸器にもアレルギーを発症し、最終的に咳喘息を発症しました。

今でも風邪をひいたりといった呼吸器系の病気にかかると、咳喘息から喘息に移行し、これまたステロイドの吸入薬のお世話になります。

お客様や同じ仲間のネイリストさん達に、同じ思いをして欲しくないなといつも思います。

原因物質が含まれた商材を使う場合は、直接触れないこと、お客様の皮膚にも付着させないこと、より身近なところですと未硬化ジェルの拭き取りで触れた面に手で触らないことなど、すぐに注意できることもたくさんあります。

今一度、ご自身が行っている施術の手順は安心なのか、確認してみて下さいね。

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一般社団法人プロテケアネイル®︎協会

住所:東京都中央区銀座3丁目7−13

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